イギリスのドラッグストアをのぞいてみた

今年のお正月にイギリスのロンドンへ行きました。現地のドラッグストア・スーパー・トイショップでセクシャルウェルネス調査をしてきたので、紹介していきたいと思います。

今回はドラッグストア編!イギリスの大手老舗ドラッグストアBoots(ブーツ)の商品棚をチェックしていきましょう。

さすがイギリス、コンドームはdurex(デュレックス)一強ですね。よく見るとBootsのPB(プライベートブランド)のものや日本でも人気のSKYN、アメリカでは一般的なTrojan、肌の色に合わせて選べるroam、ヴィーガンコンドームのHANXなども並んでいます。

面白いのが、スーパー等でよく見かける「〇個買ったら1個無料!」みたいなサービスがコンドームにも対応していて、「1箱買うと2箱目が半額」となっていました。そのせいなのか高いものから売れているようで、12個入り16.49ポンド(約3,300円!)のdurex nudeはほぼ完売。

ちなみにnudeは薄さが売りのようでした。ラテックス製なので、日本で人気のポリウレタン製の002や001ほどは薄くないのだと思いますが、どれくらい薄いのか買ってみればよかったと後悔しています…。円安なのでね……。

ホテルの近くにあるBootsにも寄りましたが、そちらでもdurexの棚はガラガラでした。売れすぎて在庫がないのかスタッフが品出しをさぼっているのかは謎。

潤滑剤もやはりdurexが多かったですね。日本と同じで衛生用品と同じ棚に並んでいるのですが、ノーマルな水溶性からフレーバー付きまで10種類以上並んでいるので「とりあえず1本買おう」と思った人には選択が難しい気がします。

そして、ここで見つけました!トイです!見覚えのあるROMP(吸引グッズなどがお手頃価格で買えるブランド)、Lovehoney、Durexがあちこちにポツポツと紛れこんでましたね。

驚いたのはカンジダコーナー。日本では薬剤師のアドバイスの元で購入できる薬が数種類あり、皮膚炎のコーナーにデリケートゾーンの痒み止めが1,2種類ある程度ですよね。

こちらでは薬剤師から購入できる薬品の他にも塗り薬、セルフチェックできる検査薬がありました。検査薬は日本でも売って欲しいですよね。放置せず受診するきっかけにもなりそうです。そして、同じ棚にはBV(細菌性膣炎)や膀胱炎の薬も!

そして、お隣のMenopause(閉経)にもまたびっくり。日本のドラッグストアにそんなコーナーありましたっけ?

生理用品コーナーもチェックしてきました。さすが欧米はタンポンユーザーが多いだけあって、種類が豊富です。有名どころのTAMPAXですが、調べてみると店頭に並んでいる以外にも色々あるんですね。吸収量だけで5種類選べるシリーズもあれば、アプリケーターが紙製なノンプラスチック、オーガニックコットンまで。これは羨ましい!

睡眠のコーナーも充実してますね。入眠剤などの薬品だけでなくハーブのサプリ・CBD、精油が棚2つ分は並んでいました。入眠に悩まされる者としてはありがたく、ラベンダー入りのCBDオイルとハーブのサプリを購入してみました。

BootsはPBの充実度が高く、あらゆるもので展開していることにも感心しました。コンドームや潤滑剤、月経カップもPBがあるのはすばらしい。どれもお手頃です。

イギリスのトイショップシリーズも投稿したいけれど、インスタでは厳しそうですね。そのうちHP内のブログにまとめようと思います。

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